断食でダイエットをはじめるときに、気になるのが「どれくらいの日数をがんばればいいのか」という点でしょう。
これから断食でダイエットを始めるにしても、どれくらいで効果が出るか分からないと踏み出せないですよね。
今回は断食でダイエットすると、何日でどれくらい痩せられるのかをご紹介します。
断食の日数・期間と体重の減少
ダイエットを始められる方の中には「断食」という選択肢を考える人も多いはずです。
なぜなら、断食をすると確実に痩せられるからです。
食べないので痩せるのは当然なのですが他のどんなダイエット方法よりも確実に体重が落ちます。
絶対に痩せたい人とてもよい選択肢の一つでしょう。
カロリー
毎日体を維持し、代謝して生きていくためにはカロリーの消費が必須です。
断食中に体を維持するためには、糖質や脂肪として貯蔵されているカロリーからエネルギーを作る必要があります。
このような理由で断食すると体重が減るのです。
断食では食事をしないため、毎日2,000キロカロリーほど消費されます。
「これ以上は落とすのは難しい」という体脂肪率まで、断食すればするほど落とすことが可能です。
断食を行うと体重は1キロずつ減っていく
断食に挑戦すると一日で1キロのペースで痩せていきます。
また、体重が減る時間は決まって「夜」で、昼間起きている間に前後する体重は水分量の増減でしか変化しません。
私自身も友人もまったく同じ体重の減り方でした。
夜に体重が減る現象は「代謝」が大きく関わっています。
人の体は寝ている間に様々な処理や修復を行っているため、この時に体重が減るのです。
脳内の一日に起こったことを整理する作業、体の傷付いた箇所を修復するための作業です。
断食で体重が減る根本的な仕組み
体に貯蔵されているエネルギーは、脂肪とグリコーゲン(糖質)です。
断食を始めて、優先的に使われるエネルギーはグリコーゲンです。
グリコーゲンは肝臓と筋肉に貯蔵されていて、すぐに使えるエネルギーとして利用されています。
すぐに使えるメリットから、瞬発力を使うような運動ではグリコーゲンを主なエネルギーとして利用しています。
対して脂肪は非常に分解されにくく、通常の生活をしているとなかなか減りません。
これはみなさんも痛感されているのではないでしょうか。
もちろん私自身も痛感しています。
脂肪が燃焼されるタイミング
脂肪はどの時点からエネルギーとして利用され始めるのでしょうか。
それはグリコーゲンが枯渇し始めた段階です。
グリコーゲンがなくなると、脂肪をエネルギーとして利用し始めます。
この時点でようやく脂肪の減少が始まるのです。
ちなみに、脂肪を分解したケトン体と呼ばれるものがエネルギーとして利用されますが、グリコーゲンと違って酸性です。
無理な断食を短期間で何度も繰り返していると、体が酸性に傾くケトーシスと呼ばれる状態になることがあるため注意してください。
体に問題は特にありませんが、慣れないと頭痛や吐き気があるので様子を見ながら挑戦しましょう。
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