酵素が多い食べ物にはどんな物があるのでしょうか。
この記事では、イマイチどんな物に含まれているか分かりづらい、酵素の多い食べ物をご紹介していきたいと思います。
また、酵素を最大限活かすための食べ方についても合わせてご紹介します。
なんとなく体調が悪い、太りやすくなったし全く痩せない、お肌の調子が悪い、そう感じているのであれば酵素不足が原因かもしれません。
酵素の多い食べ物を積極的にとることが、酵素不足を解消することに繋がります。
酵素不足を解消して、あなた本来の体の調子を取り戻しましょう。
これが酵素の多い食べ物だ
それでは、早速酵素が多く含まれている食べ物の紹介をします。
種類 | 食品 |
---|---|
野菜 | トマト、キャベツ、キュウリ、ニンジン、ダイコン、パセリ、セロリ、タマネギ、ネギ、ピーマン、パプリカ、ラディッシュ、シソ、オクラ、カブ、ミョウガ、ニガウリ、小松菜、ほうれん草、春菊、白菜、サラダ菜、レタス、スプラウト、アボカド、ヤマイモ |
フルーツ | リンゴ、イチゴ、バナナ、モモ、グレープフルーツ、キウイ、ナシ、オレンジ、ミカン、スイカ、チェリー、ブドウ、ビワ、梅、パパイヤ、イチジク、マンゴー |
発酵食品 | 豆腐、納豆、味噌、キムチ、漬物、ヨーグルト、干物、醤油 |
表を見て分かることは、酵素が含まれる食べ物は、野菜、フルーツ、発酵食品であるということです。
他にも各種お肉や魚介類にも、たくさん酵素は含まれていますが、食べる時にほとんどの場合加熱されてしまいます。
そのため、肉類からは実質的に酵素をとることはできないと考えましょう。
お肉に酵素が含まれる証明として、寝かせると柔らかくなって食べやすくなるということがあります。
これはお肉自体の酵素で分解することで柔らかくなるんですね。
柔らかくなって美味しくなっても酵素はとれませんから気を付けてくださいね。
■1:自宅で熟成させる
一晩寝かせると食材の味がなじんで美味しくなるように、肉も熟成させると肉自身の酵素によってたんぱく質が分解され、うま味が増し柔らかくなるのです。
作り方は発酵を促すため、買ってきた肉にナンプラーを少量なじませて、密閉袋に入れて冷蔵庫に数日間寝かせます。すると“エイジドビーフ”としてレストランで提供されるような、柔らかくうま味が凝縮した肉になります。
注意点は、熟成を仕込むときに手などの雑菌がたくさんついてしまうと、肉が腐食してしまう恐れがあるので、清潔な環境で作ることです。引用:アメーバニュース「美容にもいい!安い肉を「驚くほど柔らかくする」簡単な方法とは」
酵素を失わない食べ方は生で食べること
酵素がたくさん入っている食べ物でも、加熱してしまうと酵素の効果はなくなってしまいます。
なぜなら、酵素の正体とは「タンパク質」であり、熱に弱い酵素は50度、熱に強い酵素でも70度くらいで熱変性してしまい活性を失います。
つまり、表の中の食べ物であっても、加熱調理してしまうと酵素の効果は全てなくなってしまいます。
ですから、酵素の補給を大切に考えるのであれば、生で食べられる物は生で食べること。
これが重要です。
加工食品はほぼ酵素の期待はできない
ふだん食べるほとんどの食材が、加工食品なのではないでしょうか。
工場で何らかの加工を加えられた製品ですね。
加工食品については、パック・瓶詰めなどをされる時に、必ず熱で殺菌処理されるため、まず酵素がとれる期待はできません。
あなたや私も含め、現代人は加工食品ばかり食べていることが酵素不足に陥る原因でもあります。
フルーツは最高の酵素が含まれる食べ物
酵素が含まれる食べ物の中でも、フルーツは最高の酵素食品です。
フルーツの消化は30分以内だとされていて、食べ物の中では一番早く消化されます。
これはフルーツが持つ酵素の力でもあります。
これに対して炭水化物は8時間ほど、肉類などは20時間前後もかかると言われています。
発酵食品も積極的に取り入れよう!
酵素を持つ食べ物には発酵食品もあります。
表にある通り、お漬物類や、ダイズの発酵食品が多いですね。
この中のどれも発酵の課程で、生の状態よりも酵素の力が強くなっているため、酵素の補給にはとても優れています。
昔ながらの日本食には発酵食品がとても多いのですがその理由には日持ちを良くする目的があります。
日持ちさせる事以外にも、発酵食品には酵素が多く含まれていて体に良いことを、経験的に知っていたのかもしれませんね。
酵素をもっと活かす食べ方とは
酵素が多い食べ物は生で食べるのがおすすめですが実はそのパワーをさらに活かす方法がありました!
あまり知られていない2つの方法をご紹介します。
すりおろして食べると酵素の働きは3倍に!
ダイコン、カブ、生姜、ニンジン、レンコン、ヤマイモ、タマネギ、にんにく、キャベツなどの野菜をすりおろすして食べると、そのまま食べるよりも3倍も高くなると言われています。
ダイコンおろしや、もみじおろし、わさびおろしなど、日本食にはすりおろして、魚などと一緒に食べる薬味がたくさんあります。
これも経験的に殺菌作用や酵素の力で消化がよくなることを経験的に知っていたのでしょう。
野菜をすりおろすと、酵素が三倍にもなる
最近の研究で、野菜をすりおろすと酵素が活性化され、その働きが二倍にも三倍にもなりことがわかってきたのです。
引用:鶴見隆史(2007年)「酵素が病気にならない体を作る!」青春出版社
お酢を使って酵素を活性化
食べ物をすりおろして食べる他にも「お酢」を食事に取り入れると、酵素は活性化すると言われています。
お寿司の酢飯や、酢の物、揚げ物にお酢やレモンをかけたり、ドレッシングにもビネガーが入っていたりと、お酢についても酵素の働きを経験で知っていたのだと思われます。
お酢は酵素の働きを高める力があるため、調味料として積極的に食材に取り入れるといいでしょう。
なかなか食事を変えられないならサプリという手も
ここまでで、酵素をたっぷり含む食材や、酵素を活かすための食べ方・調味料をご紹介しました。
それでも、忙しいあなたは意識をしてもなかなか酵素の補給はできないかもしれません。
そんな場合、解決方法としてサプリという手もあります。
食べ物からとる酵素との違いは、材料がスーパーなどでは手に入らない野草などをたっぷりと使っていることです。
ふだんの食事でとることができる酵素の種類には限度がありますが、サプリであれば種類も量も食べ物からとるよりも効率的に補給ができます。
本当は食べ物だけで完結できるのが理想ですがサプリも手軽でいいものですよ。
特に楽に持ち運べて、どこでも飲める点は食べ物では絶対にできず、サプリだけの特権です。
ぜひ検討してみてくださいね。
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